治療の実際と改善例 > がん(癌、ガン)

食事と栄養素によるがん治療。がんと診断された方へ、生化学的な血液検査の結果に基づいて、個々人に最適な栄養素を用いた栄養療法高濃度ビタミンC点滴療法により、免疫力を最大限に高める新しいがん治療をご提案いたします。

1.がん(悪性腫瘍)とは(一般的解釈)

腫瘍とは細胞が異常に増えてかたまりになったものです。ある場所にとどまって大きくなるだけの良性の腫瘍と,治療が必要な悪性の腫瘍があります。悪性腫瘍はがんともいい、大きくなってまわりに広がったり、違う臓器に移ったりして、命に危険が及ぶ可能性のあるもののことをいいます。 皮膚や粘膜からできるものを「がん」、骨や筋肉、神経からできるものを「肉腫(にくしゅ)」といいます。脳にできる腫瘍(脳腫瘍)などの場合,良性であっても手術が必要なこともあります。 がんは、他のからだの部分が必要とする栄養をどんどん奪ってしまい、体が衰弱していきます。

【参考・引用】悪性腫瘍(国立国語研究所)

2.一般のがん診断と治療

一般のがん診断では、PETやCT、MRI、超音波検査等や「腫瘍マーカー」ががん診断の臨床検査の場で使われています。

一般に行われているがんの主な治療方法には、薬物療法(化学療法)、放射線療法、外科療法などがあります。いずれも病巣を身体から取り去ろうとする療法です。

3.オーソモレキュラー療法のがん治療へのトータル栄養アプローチ

個々人に合った最適な食事と栄養素で、本来身体が持っているがんに対する免疫機能をフルに発揮し、がんに負けない身体作りをする。それがオーソモレキュラー療法のがん治療へのトータル栄養アプローチです。

具体的には、まず血液検査によって全身の栄養状態を詳しく調べます。そしてその結果に基づいて、個々の患者さんの状態に合わせた最適な食事指導をします。

血液検査による全身の栄養状態の把握とその結果に基づく最適で充分な栄養素の補給。これがトータル栄養アプローチの最も重要な柱です。

良質なタンパク質や脂質を中心とした食事内容にシフトし、必要な栄養素を摂取し、ときに点滴を用いて身体に必要な栄養素を供給します。がん細胞を特異的に殺すことのできる高濃度ビタミンC点滴もトータル栄養アプローチのうちのひとつです。

トータル栄養アプローチは免疫の持つ能力を可能な限り高める治療法です。がんに対する治療を行っているにもかかわらず、ほかの正常な細胞の力も充分に引き出して、あらゆる病気に対して抵抗力を上げるというところが最も優れた点であるといえます。

オーソモレキュラー療法のがん治療では、血液検査に基づいたデータから、総合的にがんに負けない身体作りをし、QOL(生活の質)を維持した状態でご自身の人生を生き抜いていただけることを目標とします。治療の理想的なゴールはすべてのがん細胞が身体から消えることですが、たとえがんが存在していても、日常生活を充実して楽しめるような状態を維持することを重要視します。

オーソモレキュラー療法のがん治療は現行の治療法を否定するものではありません。とても大きな腫瘍は手術で取ってもらうこともありますし、放射線をすすめることもあります。また、がんの活動性が急激に亢進するときに、どうしても栄養療法だけで対応できないときには、全身が抗がん剤の副作用をしのぐことができる状態であることを確かめた上で、抗がん剤を用いてコントロールすることをすすめることもあります。

しかしこのとき、トータル栄養アプローチで全身が手術や抗がん剤に耐えうる栄養状態を保っておくことが何よりも大切です。

また、オーソモレキュラー療法のがん治療へのアプローチでは、画像診断などで見える腫瘍の大きさだけを治療の指標にするのではなく、がんの活動性を的確に評価します。活動性が高くなっている時期には集中的な対応をし、活動性が低く、がんが眠っている状態のときには、寝た子を起こすような治療は行いません。さらにがんがあっても、生命や生活に支障が及ばない状態にコントロールして、人生でやりたいことを全て行いながら、がんと共存することを治療の目標とします。

患者さんとご家族が主役の治療法。それがオーソモレキュラー療法のがんへのトータル栄養アプローチです。

4.がん治療と高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンC点滴療法はがんに対するトータル栄養アプローチの主役になろうとしている治療法です。高濃度のビタミンCを点滴で入れることで、正常な細胞になんら悪影響を及ぼすことなく癌細胞だけを攻撃する、まさに理想的ながんの治療法です。

ほかにも、ビタミンCはNK細胞を活性化させ、白血球やマクロファージの働きを高めて体の免疫力を強くし、抗がん作用のある物質を作り出すことがわかっています。また、ビタミンCを大量に点滴することは、コラーゲンバリアーをつくり修復し、がんの転移を防ぐように作用します。

しかし、一見万能に見える高濃度ビタミンC点滴療法ですが、点滴を行う前にG-6-PDという酵素の活性を測定する必要があります。この酵素が働かない場合は、ビタミンC点滴によって血管の中にある赤血球の膜が壊れる溶血性貧血が起こってしまうためです。

高濃度ビタミンC点滴療法は、海外でしっかりとしたエビデンスが構築されようとしている治療法で、30年以上の歴史ある安全な治療法です。2005年、アメリカのNIH(アメリカ国立衛生研究所)の研究者から「ビタミンCががん細胞を殺し、正常細胞には影響しない」との論文が発表されてから、アメリカをはじめカナダ、日本などで急速に広まっています。2006年には、NIH、NCI(アメリカ国立がん研究所)の研究者らによって、高濃度ビタミンC点滴療法で治療効果が得られたがん患者さんの症例が、厳密なNIHの症例報告基準に基づいた論文として発表されています。その後、多くの大学や研究機関などで臨床研究が行われ、その評価が行われている最中です。

日本では現在、日本全国で高濃度ビタミンC点滴療法を受けることができるようになり、旅行を楽しみながら旅先で点滴を受けることができる環境になっています。

5.このような方はオーソモレキュラー療法実践クリニックへ

  • 投薬に頼らない治療をしたい
  • 生活の質(QOL)を上げて元気で長く生きていたい
  • 副作用がない治療で体の中から改善したい
  • 抗がん剤などの副作用を軽減させたい
  • 免疫力を上げて再発を予防したい

がん治療でこのような心当りがございましたら、ぜひ一度オーソモレキュラー療法実践クリニックへご相談下さい。
(※ 高濃度ビタミンC点滴療法をはじめとするトータル栄養アプローチは、掲載された全てのオーソモレキュラー療法実践クリニックで実施されているものではありません。これらの治療法を希望される際には、事前にお電話などにて各医療機関へお確かめ下さい。)

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