リノレン酸とは

不飽和脂肪酸のひとつです。リノレン酸、リノール酸、EPAなどの不飽和脂肪酸は、摂取すると酵素によって代謝され、細胞膜に含まれるリン脂質の構成成分になります。そして、体内で炎症が発生した時などに生成されるエイコサノイド※(生理活性物質)の材料になり、炎症を抑えたり惹起したりする働きを始め、様々な働きをします。脂質の種類によって、生成されるエイコサノイドが決まっています。

※エイコサノイド:
プロスタグランディン(PG)やロイコトリエン(LT)、トロンボキサン(TX)等といった、生体機能の調整に働く不飽和脂肪酸の代謝産物。必要に応じて体内でごく微量が生成され、生成された局所で作用し、速やかに消失する。非常に多彩な働きをする。1系と3系は炎症を抑える作用、2系と4系は炎症を惹起する作用がよく知られている。

エイコサノイドの前駆体となる不飽和脂肪酸の合成経路

ɤ-リノレン酸は体内で作れる?

1系のエイコサノイドの元になるɤ-リノレン酸は、上の図のようにリノール酸から体内で作ることができます。ところが、リノール酸からɤ-リノレン酸に変換させる酵素(Δ6デサチュラーゼ)の活性はヒトでは高くなく、しかも下記のようないろいろな因子によって阻害されます。

  • 不飽和脂肪酸のバランスが崩れた食事
  • 飽和脂肪酸の多い食事
  • マーガリンやショートニングなどのトランス型脂肪酸を多量に含む食品
  • アルコールの過剰摂取
  • 加齢、糖尿病、感染など
  • 補因子としての、亜鉛、ビタミンB6、マグネシウム、ビオチンの欠乏
  • ビタミンC、ナイアシンの不足

リノール酸は身体に良い?

リノール酸は、身体に良い油脂と言われていました。しかし、摂りすぎると血液凝集作用や炎症を惹起する作用を持ったアラキドン酸の生成を促進させてしまうことがわかっています。現代人の食生活では多くのリノール酸を摂取しているため、アラキドン酸の生成が過剰になりがちです。リノレン酸やEPA・DHAを積極的に摂取して、不飽和脂肪酸のバランスを良くすることが大切です。

リノレン酸を含む食品

α-リノレン酸
しそ油 エゴマ油 亜麻仁油
しそ エゴマ 亜麻仁
ɤ-リノレン酸
月見草(ボラージ草)油
月見草

治療の実際と改善例

栄養素の説明

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