オーソモレキュラー療法の自閉症、アスペルガー症候群治療へのアプローチでは、まず詳細な血液検査を行います。そしてその結果から自閉症、アスペルガー症候群特有の症状を引き起こすような異常を探し出していきます。自閉症、アスペルガー症候群などと診断されて一向に良くならない、そのような方はぜひ一度ご相談下さい。新しい治療法をご提案いたします。

1.自閉症、アスペルガー症候群とは(一般的解釈)

自閉症は、(1)対人関係、(2)コミュニケーションの障害、(3)限定した常同的な興味・行動および活動、の3つの特徴をもつ障害で、3歳までには何らかの症状がみられます1)

アスペルガー症候群は、自閉症と同じく対人関係の障害があり、限定した常同的な興味、行動および活動をするという特徴があります。ただし、明らかな認知の発達、言語発達の遅れを伴いません1)

発達障害の障害ごとの特性

【参考・引用】
1)各障害の定義(発達障害情報センター)
図)発達障害の理解のために(厚生労働省政策レポート)

2.一般の自閉症、アスペルガー症候群 診断と治療

自閉症、アスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)、その他の広汎性発達障害などの診断では、これらのタイプのうちどれにあたるのか、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされています。障害ごとの特徴(とくちょう)がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いからです。また、年齢や環境により目立つ症状がちがってくるので、診断された時期により、診断名が異なることもあります。

参考・引用:発達障害とは(発達障害情報センター)

3.オーソモレキュラー療法の自閉症、アスペルガー症候群 治療へのアプローチ

オーソモレキュラー療法の自閉症、アスペルガー症候群への治療では、子どもの脳は小学校入学後もまだ発達段階であるということを大前提としてアプローチしていきます。発達状態にある子どもの脳には、脳にとって必要かつ充分な栄養素を補給することが何よりも大切です。

しかし、その子ども一人ひとりにとってポイントになる栄養素が異なってくることがあります。それらを調べるために、オーソモレキュラー療法ではあまり診断名にとらわれずに基本的にすべての方に血液検査を行います。そして正常な脳の発達に必要な栄養素を選び、量を決めてアプローチしていきます。このことは、ADHD、LD、自閉症、アスペルガー症候群など、様々な疾患に診断されたお子さまに共通しています。

一時的に投薬を行う場合もありますが、最終的には、薬を使わなくても集団生活に問題のない日常を送れるということが治療の目標となります。

4.治療上の注意点

  • 家族の同意が必要です。
  • 食事の制限(主として糖質)などが必要な場合は、学校側などの理解と協力が必要となります。
  • 現在かかっている医療機関の投薬を妨げる、あるいは競合するものではないことをご理解下さい。

オーソモレキュラー療法のチック(トゥレット障害)治療へのアプローチでは、まず生化学的で詳細な血液検査を行います。そして、その結果からチック(トゥレット障害)特有の症状を引き起こすような異常を探し出していきます。チック(トゥレット障害)と診断されて一向に良くならない、そのような方はぜひ一度ご相談下さい。新しい治療法をご提案いたします。

1.チック(トゥレット障害、トゥレット症候群)とは(一般的解釈)

チック(トゥレット障害)は発達障害のひとつとされています。チックは「まばたき・顔しかめ・首振りのような運動性チック」症状や、「咳払い・鼻すすり・叫び声のような音声チック」を主症状とするタイプがあります1)。トゥレット障害はトゥレット症候群、ドゥラトゥーレット症候群ともいい、音声チックを伴い、複数の運動チックが一 年以上持続するものをいいます。発症は男性優位であり、家族発症が多いとされています2)

【参考・引用】
1)各障害の定義(発達障害情報センター)
2)トゥレット症候群(難病情報センター)

2.一般のチック(トゥレット障害)診断と治療

一般のチック(トゥレット障害)診断では、運動チックと音声チックの有無やその頻度、期間、年齢などが考慮されて診断されます。診断基準マニュアルには「DSM-Ⅳ-TR」(アメリカ精神医学会が編集した精神疾患の分類と診断のマニュアルと基準)と「ICD-10」(WHOの国際疾病分類基準)が存在します。チック(トゥレット障害)の治療はさまざまな薬剤投与が試されていますが、まだ確立されていません。早期診断、年齢に応じた環境要因の調整、本人の意識、理解が大切であるとされています3)

【参考・引用】
3)トゥレット症候群(難病情報センター)

3. オーソモレキュラー療法のチック(トゥレット障害)治療へのアプローチ

チック(トゥレット障害)は、ドーパミンという神経伝達物質に関連する薬剤の投与によって軽減することから、脳に問題が起きていることが示唆されています。そこで"オーソモレキュラー療法"のチック(トゥレット障害)治療へのアプローチでは、子どもの脳は小学校入学後もまだ発達段階であるということを大前提として、血液検査によって不足している栄養素を調べ、それを補うというアプローチを行います。

健全な脳機能の維持には、脳にとって必要かつ充分な栄養素を補給するということが大切になります。ましてや発達状態にある子どもの脳には、脳にとって必要かつ充分な栄養素を補給することが何よりも大切です。

また、チックには成長痛のような夜間の下肢の痛みが頻繁にみられます。この症状だけからみても、チックには何らかの重大な栄養障害が関係していることが想像できます。骨の成長に伴う痛みなどの症状がある場合には、カルシウム不足のほかに、タンパク質(アミノ酸)の不足や鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群などの複合的な栄養障害がある場合があります。

"オーソモレキュラー療法"では、すべてのチック(トゥレット障害)の方に血液検査を行います。そしてそのお一人おひとりにとって正常な脳の発達に必要な栄養素を選び、量を決めてアプローチしていきます。

4.このような方はオーソモレキュラー実践クリニックへ

  • 目をパチパチしたり、顔をクシャっとしたり、首や肩を不自然に動かしたりする動作がある方
  • 頭を激しく振ったり、上半身を急激に傾けたりする動作がある方
  • 『オウゥッ』とか『アウゥ~』などのような音声を発する方
  • 時に意味を持つような単語を不適切に繰り返す方

このような方は、ぜひ一度、オーソモレキュラー療法実践クリニックへご相談ください。生化学的で詳細な血液検査を行い、その結果から特有の症状を引き起こすような異常を探し出していきます。

オーソモレキュラー療法のADHD(注意欠陥・多動性障害)やLD(学習障害)治療へのアプローチでは、まず詳細な血液検査を行います。そしてその結果からADHD、LD特有の症状を引き起こすような異常を探し出していきます。ADHDやLDなどと診断されて一向に良くならない、そのような方はぜひ一度ご相談下さい。新しい治療法をご提案いたします。

1.ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)とは(一般的解釈)

ADHDは、(1)注意持続の欠如(うっかりして同じ間違いを繰り返してしてしまうことがある)、もしくは(2)その子どもの年齢や発達レベルに見合わない多動性(おしゃべりが止まらなかったり、待つことが苦手でうろうろしてしまったりする)や(3)衝動性(約束や決まり事を守れないことや、せっかちでいらいらしてしまうことがよくある)、あるいはそのすべてが特徴です。この3つの症状は通常7歳以前にあらわれます1)

LDは、全般的な知的発達に遅れはないのに、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの特定の能力を学んだり、おこなったりすることに著しい困難がある状態をいいます1)

発達障害の障害ごとの特性

【参考・引用】
1)各障害の定義(発達障害情報センター)
図)発達障害の理解のために(厚生労働省政策レポート)

2.一般のADHD、LD 診断と治療

ADHD、LD、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害などの診断では、これらのタイプのうちどれにあたるのか、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされています。障害ごとの特徴(とくちょう)がそれぞれ少しずつ重なり合っている場合も多いからです。また、年齢や環境により目立つ症状がちがってくるので、診断された時期により、診断名が異なることもあります。

【参考・引用】発達障害とは(発達障害情報センター)

3.オーソモレキュラー療法のADHD、LD 治療へのアプローチ

オーソモレキュラー療法のADHD、LD治療へのアプローチでは、子どもの脳は小学校入学後もまだ発達段階であるということを大前提とします。そしてあまり診断名にとらわれずにADHD、LDにアプローチしていきます。

発達状態にある子どもの脳には、脳にとって必要かつ充分な栄養素を補給することが何よりも大切です。しかし、その子ども一人ひとりにとってポイントになる栄養素が異なってくることがあります。

それらを調べるために、オーソモレキュラー療法では基本的にすべての方に血液検査を行います。そしてその子どもの正常な脳の発達に必要な栄養素を選び、量を決めてアプローチしていきます。このことは、ADHD、LD、自閉症、アスペルガー症候群など、様々な疾患に診断されたお子さまに共通しています。

一時的に投薬を行う場合もありますが、最終的には、薬を使わなくても集団生活に問題のない日常を送れるということが治療の目標となります。

4.治療上の注意点

  • 家族の同意が必要です。
  • 食事の制限(主として糖質)などが必要な場合は、学校側などの理解と協力が必要となります。
  • 現在かかっている医療機関の投薬を妨げる、あるいは競合するものではないことをご理解下さい。

治療の実際と改善例

栄養素の説明

オーソモレキュラー
医師ブログ・SNS
オーソモレキュラー栄養療法を実践されているドクターの方々のブログ・SNSをご紹介

オーソモレキュラー栄養医学研究所フェイスブックページ

オーソモレキュラー栄養医学研究所メールマガジンお申し込み

株式会社オーソモレキュラー.jpみんなの“欲しい”“行きたい”を形にする-株式会社オーソモレキュラー.jpのホームページです。わたしたちはオーソモレキュラー栄養療法をサポートします。

日本オーソモレキュラー医学会