オーソモレキュラー栄養療法 3つの輪

食事

-血糖のコントロール、
タンパク質摂取の最適化-

血糖値の安定化

米やパンなどの精製された糖質は、血糖値を激しく上昇低下(乱高下)させます。日常的に血糖値が乱高下を繰り返すことで、自律神経のバランスが乱れやすくなり多くの不定愁訴に関係してきます。オーソモレキュラー栄養療法では糖質を完全に断つのではなく、個々に合った最適な糖質の量を摂取する “糖質コントロール”と言う考え方になります。

血糖値の乱高下に伴う症状

・急な眠気や倦怠感
・体重の増加
・甘いものへの渇望
・集中力の低下や抑うつ感、不安感
・中途覚醒など睡眠のトラブル
・動悸、頭痛、筋肉のこわばり

タンパク質の最適な量の摂取

私たちの体を構成する骨、筋肉、内臓、血液などはタンパク質を中心に構成されています。また、酵素やホルモン、さらには心の状態を整える神経伝達物質などもタンパク質が材料となります。体内のタンパク質は常に入れ替わっており、摂取するタンパク質が不十分の場合、新しい組織などを体内で合成することが困難になります。その為、毎日十分な量を補充する必要があります。しかし通常の食事から必要量を摂取することは難しく、オーソモレキュラー栄養療法においても「タンパク質摂取の最適化」は最も重要なポイントになります。

タンパク質不足に伴う症状

・疲れやすい
・皮膚、爪、髪の毛などのトラブル
・風邪を引きやすいなど免疫力の低下
・むくみやすくなる